
2000年代に入ってから広まった「発達障害」。今では当たり前のようにこの言葉を聞くものの、昔からあった言葉ではない。東洋経済オンラインで「僕らは貧困共生社会を生きている」の連載を担当する藤田和恵さんによれば、「発達障害に陥って貧困になったというメールが多く届く。特に40代以上が深刻な問題化している」という。背景には、彼らが子どものころには、社会に発達障害という認識がなかったからだと指摘した。発達障害と貧困、どうしてこの言葉が結びついたのか。彼らはいま、どのような現状にあるのか。取材から見えた世界をフロントラインプレスの藤田記者が解説します。
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