
新型コロナウイルスの感染拡大流行で、貧困の連鎖が止まらない。緊急の生活費を提供したり、生活保護の申請をサポートしたりする団体「新型コロナ災害緊急アクション」が東京にある。その団体に約2カ月、密着取材をしているフロントラインプレスの記者・藤田和恵さんによると、「相談をする年代は、20代や30代が多い」という。コロナ禍による貧困は、必ずしも中高年の問題ではないのだ。「1カ月ほど袋麺と水道水のみで生活し、身長が160cmほどあるにもかかわらず、体重が35kgしかなかった。そんな男性もいました」と藤田さん。密着取材ならではの本当の姿をリポートしてくれます。
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