「抱擁は温もり、生きる力」の記事紹介

 軽快だが哀愁のあるタンゴのリズムが、病院のリハビリ室に響く。ぐるりと並んだ車いすの高齢者たちが見つめる先には、本場アルゼンチン出身の長身の男女2人。男性の力強く気品のあるリードと、女性の繊細で優雅なステップがため息を誘う。
 男女の美が濃縮されたタンゴの世界。余韻に浸っていると、「さあ、次は皆さんとアブラッソであいさつしましょう」。タンゴセラピー開始の合図だ。
 「アブラッソ(abrazo)」という聞き慣れない言葉は、スペイン語で「抱擁」を意味する。タンゴ発祥のアルゼンチンや、ウルグアイに深く根付いたコミュニケーションだ。
 タンゴセラピーは、タンゴを踊り、心身の健康の維持や回復をはかる療法だ。本場アルゼンチンを中心に広まり、最近では欧米の大学などが医学的効果を立証する研究も発表している。


この記事は、メンバーの穐吉洋子が取材した「抱擁は温もり、生きる力 タンゴセラピーを病院や介護施設が導入」の冒頭部分です。「AFP」で2018年12月22日に公開されました(配信は2018年8月30日でした)。全文をお読みなる場合は、リンクをクリックしてください。

穐吉洋子
大分県出身。北海道新聞写真記者を経て、ウェブメディアを中心に記事、写真を発表している。

園庭で遊ぶ子どもたちのはしゃぎ声が、静まり返った講堂に響く。3人の大人が語る子どものころの虐待体験に、約80人の聴衆は息をのんで耳を傾けている。11月中旬、東京・大田区の児童養護施設で行われた講演会の一場面だ……

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