組織について

 どんなメンバーが集まっていますか?

経験も関心分野も異なる取材者が集っています。プロフィールを公開しているのはその一部で、メンバーは全体で40人弱。新聞社やテレビ局で記者だった人、雑誌社で活動していた人、元からフリーランス…。バックグラウンドもさまざまです。新聞社やテレビ局などで働きながら、フロントラインプレスに参加している人もいます。

 フロントラインプレス「合同会社」の役割は?

フロントラインプレスは非営利を選択していません。フロントラインプレス合同会社が中心となって営利事業として取材・報道を手掛けています。参加メンバーは原則、合同会社と業務委託契約を結んで活動に参加しています。将来は、メンバーを正式に社員として雇用し、「報道企業」として活動領域を広げたいと考えています。

 名称の由来を教えてください。

フロントラインプレスの構想そのものは 2005 年前後に始まりました。のちに中心メンバーとなる各メディアの関係者たちが「最前線に立とう」と考え、口にしていたことに拠ります。代表の高田が2006 年から3 年間、新聞社のロンドン支局に勤務していた際、当地の「FRONTLINE CLUB」に魅せられたこともあり、その名にもあやかりました。また、「フロントライン」という名前自体は、例えば、米国公共放送PBSのドキュメンタリー番組 「 FRONTLINE 」(WGBH 制作 ) などあちこちで使用されています。

 フロントラインプレスのメンバーになるにはどうしたらいいですか?

コンタクトフォームから連絡ください。その上で個別に相談したいと考えています。

 メンバーの会費や義務は?

会費は不要です。「義務」というほどのものはありませんが、「取材活動に理解と熱意があること」を条件にしています。

調査報道の取材手法を学びたいです。ノウハウを教えてもらうことはできますか?

もちろん可能です。調査報道に関わる取材手法の共有・公開は、極めて重要な事柄だと考えています。当サイトでも「How to 調査報道」のコーナーを軸に積極的に取材の手法や舞台裏を公開します。また、取材情報の秘匿を厳に遵守した上で個別の取材に対する外部へのアドバイスも手掛けています。

 他のメディアとの関係はどうなっていますか?

「よりよい調査報道」のためであれば、積極的に協働します。既存メディアを“敵視”して協力を拒むことは一切ありません。これまでの主な実績として、「ネットメディアの虚偽広告問題」のスクープで毎日新聞と、選挙運動費用の調査報道で東洋経済オンラインと、政治家の税還付問題の調査報道でスローニュースと、協働してきました。Tokyo FM と協力し、2020年春からの1年間、定時番組「TOKYO SLOW NEWS」も手掛けてきました。今後もそうした協働をさらに進めます。

 スローニュース社とは、どのような関係ですか?

スローニュース社はニュースアプリ大手SmartNewsの子会社で、調査報道とノンフィクション専門のサブスクモデル「スローニュース」を運営しています。スローニュース社は調査報道支援事業も行っており、フロントラインプレスは2019年春、その支援先第1号に選ばれました。引き続き、スローニュースとの協力関係も強めていきます。

このサイトについて

 このサイトの狙いはどこにありますか?

調査報道の具体例やノウハウなどを網羅的に集めた日本語サイトは、これまであまり見掛けませんでした。そのため、調査報道の大切さや興味深さを多くの人に知ってもらいたいと、2021年10月にそれまでのホームページを完全にリニューアルする形で開設しました。もちろん、フロントラインプレスのチームやメンバーによる調査報道コンテンツも収録しています(他メディアでの発表分を含む)。

 サイトの閲覧は無料ですか?

原則、無料です。将来、一部の独自コンテンツに課金することも検討しています。

 各カテゴリには、どんな特徴がありますか?

オリジナル記事」は、フロントラインプレスのメンバーによる独自記事です。サブスクのスローニュース(SlowNews)や東洋経済オンライン、Yahoo!ニュース特集など日本を代表するニュースサイトに発表したものを紹介しています。もちろん、本サイトのみに掲載されたものもあります。いずれも、フロントラインプレスのデスク・編集を経て出稿されたコンテンツ。調査報道記事はもちろん、質の高いルポや深掘り記事が特徴です。

おすすめニュース」は、新聞社や通信社、放送局、雑誌、オンラインメディアなどに掲載された記事の中から選び抜いたもので構成されています。フロントラインプレスのメンバーがそれぞれの視点や関心に基づいて選びました。ごく短い紹介コメントも付けています。

調査報道アーカイブス」は、優れた調査報道を集め、実例のデータバンクとする目的です。広く知られた著名な調査報道ばかりではありません。埋もれがちな地方メディアの作品も積極的に積み上げていく予定です。条件はネット上に参照できるものがあること。フロントラインプレスのメンバーがそれぞれの視点で選んではいますが、優れた調査報道は数え切れません。外部の方の協力も得ながら、整えていきたいと考えています。自薦・他薦も受け付け中。ぜひ、お寄せください。

HOW TO 調査報道」は、調査報道のノウハウを集積する場所です。調査報道を知るうえで役に立つリンク集も備えています。調査報道の定義や考え方は、ひと色ではありません。同時に取材手法も多種多様。若いジャーナリストや研究者らだけでなく、市民や学生にも役立つコーナーにしたいと考えています。

RADIO」は2020 年3月末から1年間、Tokyo FM で平日夜8時に放送していた「TOKYO SLOW NEWS」の音源です。調査報道(スローニュース)を掲げた定時の放送番組としては、おそらく日本で初めての試みだったと思います。番組の企画にはフロントラインプレスが全面協力しました。1年分の放送が詰まっています。気になったラインナップを気軽に視聴ください。

ABOUT US」をご覧になると、フロントラインプレスの概要がお分かりいただけます。このなかの「note」はフロントラインプレスの“活動日誌”。フロントラインプレスの活動の様子やお知らせ、メンバーのエッセイ、こぼれ話などを随時お届けします。

 外部の者でもこのサイトに執筆できますか?

フロントラインプレスのメンバーでなくても、「調査報道アーカイブス」や「HOW TO 調査報道」を中心に執筆は可能です。その場合、フロントラインプレスのデスク・編集作業を経ることが条件になります。詳細はコンタクトフォームからお問い合わせください。

情報提供と仕事の依頼

 調査報道に資する情報を提供したいです。どんな方法がありますか?

内部告発的なものも含め、以下の通り、いくつかの方法があります。

コンタクトフォームからの連絡

・電話による情報提供 03-5532-5644

・郵便による連絡 〒105-0003 東京都港区西新橋1-2-9 日比谷セントラルビル14F

通常はコンタクトフォームからの連絡を推奨します。提供された情報は厳重に秘匿して扱われます。情報提供者には一切の不利益を与えません。

 フロントラインプレスに取材や講演を依頼したいです。

コンタクトフォームからご連絡ください。

 メンバーに個別に連絡したいです。

まずはコンタクトフォームからご連絡ください。

支援と広告

 フロントラインプレスを資金支援したいです。どうしたらいいですか?

ありがとうございます。支援は大きな励みになります。銀行口座への振り込みかクレジットカードをご利用ください。支援をいただける場合、別途コンタクトフォームからご連絡ください。領収書が必要な場合もコンタクトフォームを使ってお知らせください。

ただし、フロントラインプレス合同会社は営利企業であり、非営利のNPOなどではありません。そのため、資金の支援をいただいても、税制上の優遇措置はありません。お間違えのないようにお願い致します。

◆銀行への振り込みをいただく場合は、以下の口座をご利用ください。

銀行名:みずほ銀行

支店名:高知支店(店番号:653)

普通預金口座:3005967

口座名義:フロントラインプレス合同会社

◆クレジットカードの場合は、以下をご利用ください。

 フロントラインのこのポータルサイトに広告を出したいです。

ありがとうございます。コンタクトフォームよりご連絡ください。