「第45回 講談社本田靖春ノンフィクション賞」に『黒い海 船は突然、深海へ消えた』 同賞はフロントラインプレスのメンバーが2年連続で受賞

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調査報道グループ「フロントラインプレス」のメンバー、伊澤理江さんの調査報道ノンフィクション『黒い海 船は突然、深海へ消えた』(講談社、2022年12月刊行)が、第45回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞しました。

『黒い海』は、すでに「大宅壮一ノンフィクション賞」「日本エッセイストクラブ賞」「日隅一雄・情報流通促進賞2023大賞」を受賞しており、今回の「講談社本田靖春ノンフィクション賞」は、これに続くものとなりました。

講談社本田靖春ノンフィクション賞については、昨年の第44回もやはりフロントラインプレスのメンバーである秦融さんが『冤罪をほどく “供述弱者”とは誰か』(風媒社)で受賞しています。「本田賞」では、フロントラインプレスのメンバーが2年連続で受賞という輝かしい結果となりました。

フロントラインプレスは引き続き、良質の調査報道や深掘りルポを世に送り出していきます。

『黒い海 船は突然、深海へ消えた』

『冤罪をほどく “供述弱者”とは誰か』

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高田昌幸
 

ジャーナリスト、東京都市大学メディア情報学部教授(調査報道論)。

1960年生まれ。北海道新聞、高知新聞で記者を通算30年。北海道新聞時代の2004年、北海道警察の裏金問題取材で取材班代表として新聞協会賞、菊池寛賞、日本ジャーナリスト会議大賞などを受賞。

 
 
   
 

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