ジャーナリスト、東京都市大学メディア情報学部教授(調査報道論)。
1960年生まれ。北海道新聞、高知新聞で記者を通算30年。北海道新聞時代の2004年、北海道警察の裏金問題取材で取材班代表として新聞協会賞、菊池寛賞、日本ジャーナリスト会議大賞などを受賞。
「行政が家庭の問題に介入するのか」と全国的にも大議論となった香川県のゲーム条例。その議論を呼んだ背景には、地元テレビ局による調査報道があった。組織性も疑われる賛成パブコメの“闇”。条例で問われたものは、いったい何かを明らかにしていく。…
「貧困」や「非正規」などをテーマに取材を続ける藤田和恵さん。働く現場で、日本社会全体で、本当はいったい何が起きているのか。なぜ、働く現場での取材を続けるのか。藤田さん自身…
高齢化社会にどう対応するか、認知症の患者をどうするか。これは、現代日本で最大の社会課題と言っても差し支えあるまい。高齢化社会や認知症に関するルポやノンフィクションもずいぶ…
権力不正を暴いていく「ザ・調査報道」ではないが、記者クラブ問題に正面から切り込んだ稀有な新聞連載として取り上げておきたい。…
子育てをめぐる家庭の「危機」は、全国のあちこちにあり、そして「私ごと」の世界に埋もれたままになっている。どうして母親たちにとってつらい出来事が起きるのか。…