17年間の時を隔てた圧倒的スクープ「北朝鮮による日本人拉致事件」報道
「北朝鮮による日本人拉致事件」のスクープ（産経新聞 1980年、1997年） 不可思議な事件は1970年代から80年代にかけて、主に日本海側の海辺で発生していた。デート中のアベックや母娘、女子中学生などが突然行方不明になり、まったく音沙汰がなくなる。「神隠し」「家出か駆け落ちか心中か」「難解な事件」―。地元警察…
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小さな違和感が端緒だった「桜を見る会」のスクープ
安倍晋三・元首相による“政治の私物化”。その象徴だった「桜を見る会」問題に切り込んだのは、日本共産党の機関紙「赤旗日曜版」の調査報道だった。小さな違和感から出発し、ネット…
官僚腐敗の原点を暴く「公費天国」キャンペーン
1979年に朝日新聞が展開した「公費天国」キャンペーンは、カラ出張やカラ出勤、ヤミ手当など税金に群がる官僚たちの実態を余すことなく示した。日本の調査報道キャンペーンの始ま…
「木村王国の崩壊」圧倒的取材で地方権力に挑む
「木村王国の崩壊」は、地方権力の暗部をえぐり出した、古典的な調査報道だ。1976年（昭和51年）の春から夏にかけ、中央政界を揺るがせたロッキード事件と並行するように福島県…
「菅生事件」報道 本格的な調査報道の草分け
1952年6月2日の深夜、大分県菅生村で警察の駐在所がダイナマイトで爆破された。警察は、爆発直後に現場付近を歩いていた日本共産党員2人のほか、仲間の党員3人を逮捕。ところ…
