人と出会う歓びを描く スローニュースとしての絵本/『海峡のまちのハリル』を上梓して
文化は洋の東西をまたいで伝わる。そこには必ず、人と人の出会いがある。トルコの「エブル」を通じて、筆者(末澤)自身、素晴らしい出会いを幾度も経験した。その積み重ねの上にできたのが絵本『海峡のまちのハリル』だ。人と人が出会う喜び、その物語を。…
文化は洋の東西をまたいで伝わる。そこには必ず、人と人の出会いがある。トルコの「エブル」を通じて、筆者(末澤)自身、素晴らしい出会いを幾度も経験した。その積み重ねの上にできたのが絵本『海峡のまちのハリル』だ。人と人が出会う喜び、その物語を。…
2011年の9・11で世界は変わった。その中心にあるのは「テロとの戦い」である。「テロとの戦い」にはどんな正義があるのか? アルグレイブ刑務所でのイラク人捕虜虐待事件を通…
「なぜこんな冷酷なことができるのか?」。誰もがそう思わずにはいられなかったスリランカ女性の死。いったい、入管の現場はどうなっているのか。外国人の人権問題に尽力する指宿昭一…
作家の辺見庸氏が共同通信時代に手掛けたルポルタージュの名著。紛争地帯や飢餓がまん延する地域で、現地の人たちと「食」を通して交わる。ときには、バングラデシュの首都ダッカで残…
テレビのブラウン管を通じて目にした「緑色の男」。この物語は自分の幼少期の記憶に焼き付いている、その男性を捜しに行く話だ。彼は本当に存在するのか、存在するとしたら記憶の通り…
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